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JCCP中国絨毯名工作品オリエント美術絨毯世界の名品コレクションレポート2008
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『JCCP中国絨毯名工作品オリエント美術絨毯世界の名品コレクション』は全国から約200店の家具店が出店し、ペルシャ絨毯を中心に世界の名品を集めて毎年行われる大規模なイベントです。
2008年度は7月4日、5日、6日の3日間、国立京都国際会館イベントホールで開催されました。
日本全国から京都宝ケ池のイベント会場まで、沢山のお客様が車やバスでお越しいただきました。

今回の見どころは、株式会社プレーベルの創立者で、オリエント絨毯のエキスパートである村田三郎氏秘蔵の名宝の数々を創業50周年を記念し、特別に公開されました。
京都・東京の各美術倶楽部会員の確かな目と感性で収集された半世紀にわたるコレクションは、圧巻でした。

きめ細かな手織りと特定の色言葉では言い表せない魅力的な色彩デザインを直に堪能できます。


ペルシャ絨毯の手織り実演 本当に細い細い糸が、精密で美しい色々な模様に仕上がっていくのは不思議な気がします。
一日に進めるのはほんの少しですが、手織りでしか出せない美しさが一糸ごとに紡ぎだされていきます。


Hereke ヘレケ
オスマントルコ時代に王侯貴族の庇護の下、神秘なる織へと昇華したヘレケ絨毯。
王立工房の伝統は現代にも受け継がれ、シルク絨毯の最高峰と賞されています。
Tabriz タブリーズ
古くから東西の文化が行き交う交易都市タブリーズは、最も歴史のある絨毯の製織地の一つです。
新しい感覚のデザインや、写実的な絵画絨毯までバリエーションの豊かさが魅力です。
Qom コム
イランの首都テヘラン周辺の街コムは、絨毯産地としては比較的新しく、時代に合ったスタイルを創り出しています。
オールシルクの分野ではペルシャ随一を誇ります。
Isfahan イスファハン
16世紀のサファヴィー朝ペルシャの首都、イスファハンはかつて大規模な王立絨毯工房が置かれていました。
イスファハンブルー、イスファハンレッドと呼ばれる特有の色彩と、アラベスクやパルメットを取り入れた優雅で洗練された表現力が魅力です。
Kilm キルム Gabbeh ギャベ
ザクロス山脈周辺を拠点とするカシュガイ族の平織り絨毯、キルムと、草木染のギャベ。
素朴ながら力強いプリミティブな文様や自由で独創的な色彩感覚は現代に通じる完成を感じさせます。
Kerman キルマン
ショールの生産地として有名なキルマンは、19世紀末より発達した絨毯の生産にも、ショール作りの伝統と技術が活かされています。
砂漠に囲まれた土地ゆえ、オアシスに対する憧れが強く表れ、花紋の華やかなデザインを特徴としています。
Nain ナイン
カヴィール砂漠の西端にある小さなオアシス都市ナインは、1920年代より西隣のイスファハンの影響を受け、絨毯の製織が始まりました。
メダリオンなどの正統派デザインが多く、色を限定した落ち着いた色彩が特長です。
Kashan カシャーン
伝統工芸の街として名高いカシャーンは、16世紀には既に絨毯生産の中心地でした。
その伝統を今も受け継ぎ、正統派デザインを守り続けています。
<図表「オリエント美術絨毯の主な産地」より抜粋>
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