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和・漆・美 漆家具モリシゲ

モリシゲ 漆 家具 漆塗り伝統と鍛練された技術の結集
時代の流行や好みに流されることなく存在し続けるもの。
こうした伝統と呼ばれるものには、その時代の生活観や文化、優雅さへのこだわりが息づいています。
今、新しいもの、便利なものが求められる一方で、その背後にある大きな時の流れを感じます。
伝統という「創る」ことへのこだわりを大切に、漆塗の伝統もまた新しい創造と研鑽の積み重ねでもあるのです。

香川の漆芸 モリシゲ 漆 家具 漆塗り
日本の代表的な工芸として名高い漆は「japan」と呼ばれ、独特の質感と光沢、気品に満ちた風格があります。
中国から朝鮮をへて仏教と共に伝えられた漆芸は、飛鳥、奈良から江戸時代、さらに近代をへて、沈金や蒔絵に見られる日本独特の技法を生みました。
なかでも香川の漆芸は、高松藩主・松平家代々の手厚い工芸保護育成の奨励と支援によってこの地に根を深くおろしました。
このような背景をもち、高松に生まれた玉楮象谷は大陸伝来の蒟醤や存清などの研究から独自の技法を創案し、やがては香川漆芸の始祖とも称され、香川漆芸の礎を築きあげました。
現在では蒟醤、存清、彫漆、後藤塗、象谷塗の5つの技法が国の伝統工芸に指定されています。
日本古来から受け継がれてきた伝統工芸“漆”その美しさはもちろん、作る人の製品に対する愛着が使う人に直に伝わってきます。
私たちはこの比類ない漆芸の素晴らしさを絶やすことなく実際に手掛け次代に伝えていきたいと思っています。

蒟醤、存清、彫漆など、塗面を彫り図柄を描くための下地法は本堅地と呼ばれ最も堅牢な手法で、木地の割れや狂いを防ぐものですが、それだけに充分な木材の乾燥、部材の組み方、接着方法などを考慮した精度の高い木地づくりが必要になります。

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フラッシュ構造 / 「ベニヤフレームコア」
テーブル、座卓の天板、キャビネット類の胴、棚板などがフラッシュ構造で作られています。
フラッシュ構造は無垢板に比べて反り、歪が少なく、かつ軽量で、しかも格子芯を中に組み入れてあるので強度面でも優れています。

私たちが自信を持っておすすめできるのは、木材の乾燥からしっかりとした木地づくりそして最後の加飾、仕上まで一貫した工程で製作されていることです。
漆塗の製作は、下地から中塗、仕上げまでどれひとつとして疎かにできない、製作の根幹をなすものです。
漆塗の工程は「下地付け」「中塗上塗」「加飾・仕上げ」の三段階に大別されます。
下地は漆塗の基礎となり、木地と上塗の間で様々な技法を表現しやすくするための最も重要な工程です。
また漆塗は、下地、中塗、上塗へと、塗っては乾かし、そして研ぎ、幾重にもこの作業を繰り返す、地味で根気と忍耐のいる仕事ですが、この工程なくしては、華麗な加飾はできません。蒟醤、存清、彫漆など技法によってもそれぞれ方法が異なり、目的に合った下地、中塗、上塗が施されます。

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漆家具について
漆とは、日本の風土にあったもので、古来から培われてきたものです。
それは古くからの和風住宅そのものが気候風土にあったものである事と同様です。
つまり、日本建築は軒が長く出て、しかも中には障子が入っていて直射日光が入らない様に考えられています。
床も自然の素材から作られた畳を用い、通気性を良くしている点など、家具や調度品が気候風土に馴染む様できていました。
今日の住宅を見てみますと欧米化され外光を多く取り入れる間取りに変わってきており、また、それが多くなってきています。
しかし、それも一つの時代の中の一端であり、今にもっと、日本の風土に合ったもの、あるいは合うように改善されていくのではないかと思われます。
しかし現実は厳しく、漆家具もそういった住宅の違いに関係なく使用されている点を考えますと漆が直射日光に弱いという事がうまく一般消費者に伝わっていないように思います。
サンルーム的な場所がリビング、ダイニングルーム等になっている住宅には、どんな家具を置いても遅かれ早かれ狂いが生じてくると思います。
カーテンを見ても解るようにすぐに変色もします。
まして夏場など家の中に人がいなくて閉め切った状態では、温度が80度~90度になる所も出てきます。
そういった点への気の使い方がこれからもっと必要になってくるのではないでしょうか。
漆には他の化学塗料より紫外線に弱いという短所もありますがそれ以上に長所もあります。
漆は化学塗料より老化が弱く一度乾いてしまうと実に強靱になり手軽には溶けなくなります。
7000年前の中国のカボト遺跡から漆の器等が出土した例もありそれだけの年月もの間、風化せずに残っているすばらしい素材です。
また漆の美しさはなんといっても「ふっくら感」「しっとり感」「深み感」の3つの感性にあります。

「ふっくら感」 他の塗料には見られない漆の表面張力の大きさと凝集力により、光線の接触角が大きくなり、塗膜は丸く、ふっくらとして人間の目には映ります。
「しっとり感」 漆の木から採取した時は30%の水分が含まれています。
これを精製容器で加熱しながら水分が3%になるまで脱水、ろ過し使用する。
この塗膜を常温で3年間保存して水分を測定した所2.4%残っていました。
漆の塗膜には保湿性があり、これがいつまでも塗面をみずみずしく、しっとりさせています。
「深み感」 「ふっくら感」と同じで漆の表面張力に関係し、それが大きい程凸面が高く光の屈折率も高くなり、人間の目に深み感を与えてくれます。

例えば、新車を購入した場合を見てみますとワックス、レザースプレー等あらゆるものを利用し手入れをします。
また、日に焼けるのを防ぐ為に路上駐車を避けたりもするでしょう。
漆家具もそれと同様で手入れをする事が一つの楽しみであり、そうする事で愛着がわいてくるものだと思います。
また、他の人よりも違ったものをコレクションしているという満足感を与えてくれるものであり、ステータスシンボル的な要素が強いものではないでしょうか。
細かな手作業を必要とし、機能性にクラフト性、芸術性、美術性を備えた漆家具は、将来を通して日本の文化と呼べるものとなるものの一つだと思います。
お客様に漆の良さ、使い方、置き場所等を知ってもらう事が楽しい生活をしてもらえる近道だと思います。
物にはすべて長所、短所があります。
ガラスは割れるが割れる以上の良さもあります。
また割れるものとして一般消費者が受け取っています。
漆家具も、もっといい意味で、本当の事を誇りを持ってアピールすべきだと思います。

モリシゲ 漆 家具 漆塗りURUSHI MODREN SERIES
幾世代にも受け継がれ、使い込まれ、さらにその優美さと価値を高める漆塗家具。
日本屈指の漆塗技術とクラフトマンの繊細な感性が磨き上げた一品です。
モリシゲは、樺材を主に使用して漆家具を製作しています。
樺材は、本州の北から北海道に産し、木工材では最上等のものとされているいます。
肌目は美しく耐朽、保存性がよい上、狂いが少なく、外材、内材を通じて強靭な材として体育館の床やボーリング場のレーンにも使われています。
また、すべての工程を、外部の職人に仕事を発注するのではなく、専門の職人を持ち、一貫して製作しており、それぞれの工程についてそれぞれの専門の職人が受け持っています。
職人の数はほんの10人程。
一人一人が各工程の工芸師。
これが人の手による温かみのある仕上げにつながっています。
漆は昔は接着剤として使用されていたほど硬くなり、時を重ねるほど透明になります。
漆塗家具は完成後、湿度温度変化のある季節とともに、時とともに成長していきます。
人の願い、つまり、年を重ねるほど素晴らしくなれればという思いに重ね、漆塗家具とともに、みなさまに味わい深い生活をお送りいただきたいと願っております。
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