ある日の北一日記より

ひな祭りに想うこと。
ひな祭りは、旧暦の3月3日頃が桃の花の咲くころであったため 「桃の節句」とも言います。
端午の節句(五月五日)が男子の祭りとされたことと対応して 女の子の祭りとして、江戸時代に現代に近い形式になったとのことです。
元は、中国に古くからある1年を 五節に分ける五節句の考えに由来すると、 ものの本にありました。
娘のために飾られたひな飾りをみていると、私は、 いにしえの頃から季節の薫りに生活の節目を感じ、 寄り添う子らの成長を願ってきた人々に想いが至ります。

京都市美術館に行ってきました(写真は平安神宮の大鳥居と美縦館)。
同美術館では4月10日まで 京都・フィレンツェ姉妹都市提携40周年記念として 「フィレンツェ芸術都市の誕生展」が開催されています。
リアリティを追求するルネッサンス時代の 彫刻家ミケランジェロたちは 人体解剖で人体のしくみを詳細に研究し、 骨格と筋肉の有り様を知り尽くした上で 人物像を作成したそうです。
芸術のための人体研究は同時に医学の発展にも つながっていったということです。
庭園の噴水の中央にあったブロンズの天使像、 羊皮製の色鮮やかな算術教本、 薄菓子を焼く鉄製やっとこ形の型など、 今から何百年も前の フィレンツェの人々の優雅な暮らしぶりに 思いをはせるひとときでした。







